高校の履修不足問題とか、その2

「失敗から学ぶには、その失敗事例の上位概念をとらえないとあかんよ」と、失敗百選を書いた中尾先生は言っていた気がします。

失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する

失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する

「これからは教育指導要領は守らなきゃ」とか「必修の授業の中には省きたくなる科目もあるけれど、これからは省かないようにしなきゃ」とか、そういう教訓を唱えてみたところで、「この構造計算書、確かに安上がりになりそうだけど、耐震強度やばくない?」っていうタイミングでは役に立たない。


「これ、教育指導要領に違反しちゃってませんか?」という声も、「これ、このまま建てちゃうと地震のときやばくないですか?」という声も、どうしてかき消されてしまったのか、両方にあてはまるような一般的な言葉(上位概念)で捉え直すことができれば、他の場面でもいろいろ応用が利きそう。