『虚数の情緒』『ナイチンゲール』
- 作者: 吉田武
- 出版社/メーカー: 東海大学出版会
- 発売日: 2000/03/01
- メディア: 単行本
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Amazon で購入して、読み始めて数日。まだ 0 章の「方法序説」の途中。数学の話に到達してません。
ふだん私が本を読む場所は、風呂の中か、あるいは夜寝る前のベッドの中なのですが、この本は重すぎて風呂で読むには不適。今手元にある伊藤園の「おーぃお茶」の 2 リットルボトルにはあと半分くらいお茶が入っていますが、それと比べても、この本は大体同じかちょっと重いように感じるので、1 kg 以上はありそうです。ベッドの中でも、うつぶせでしか読めません。仰向けは無理。
索引まで含めたら 1001 ページもあるこの本の、59 ページにこんなことが書いてありまして、
ここで一つ,諸君にとっては非常に意外な例を挙げて,大いに驚いてもらおう.諸君は,”ナイチンゲール”の名前も,彼女が”白衣の天使”と呼ばれた看護婦であった事も知っているだろう.然し,彼女が同時に「数学者」でもあった,と言えば大抵の人は,「同姓同名の人違いじゃないの?」と思うのではないだろうか.そうではない.正真正銘,あのナイチンゲールである.
1854年に勃発したクリミア戦争に従軍し,「クリミアの天使」と呼ばれた英国人「フローレンス・ナイチンゲール」は統計学を研究する”数学者”であり,その成果を実際の看護に用いて,英国陸軍病院の死亡率を僅か半年で,40%から,2%にまで激減させた極めて優秀な”応用科学者”でもあったのである.
それで、この大著からいったん下車して、こっちに寄り道中。
ナイチンゲール―“戦場の天使”とよばれたイギリスの看護婦 (小学館版学習まんが人物館)
- 作者: 真斗,黒沢哲哉
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1996/11/01
- メディア: 単行本
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