村上春樹 カンガルー通信

カンガルー通信

オーケー、こういうことです。僕はあなたと寝たい。でも寝なくてもいいんです。つまり僕は出来る限り公平な立場にいたいのです。人に何かを押しつけたり、人から何かを押しつけられたりしたくはないのです。あなたの存在を僕のそばに感じるとか、あなたの句読点が僕のまわりをぐるぐると駆けまわっているとか、それだけで僕はもう十分なのです。
村上春樹 カンガルー通信

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫)

カンガルー通信は、『中国行きのスロウ・ボート』という本の中に入ってます。
カンガルー通信を読みながら、「個人と企業」、「企業の中の個人」、「対等な関係」、というような事を考えたりしました。必ずしも、カンガルー通信という文章がそんな事を考えさせられる文章だ、というわけではありません。私が勝手にそういうことを考えた、というだけの話です。

ところで、帯がやぶれてしまいました。(ああ。がっくし。もうだめだ。生きていけない。もうおしまいだ。)

シンポジウムがあるらしい。

東京、札幌、神戸で、村上春樹関係のシンポジウムがあるらしいです。

[本][情報]国際シンポジウム「村上春樹をめぐる冒険」(Va be!!)
http://d.hatena.ne.jp/laquila/20060220/1140405787
『春樹をめぐる冒険―世界は村上文学をどう読むか』(国際交流基金
http://www.jpf.go.jp/j/intel_j/topics/murakami/index.html

Keywords: 村上春樹 | カンガルー通信 | カンガルー | 句読点 | 中国行きのスロウ・ボート | シンポジウム | 東京 | 札幌 | 神戸 | 国際交流基金