Google が投げる Google じゃないところが投げる Cookie

Google で検索をすると、検索する単語によっていろんなサイトから Cookie が投げられる。これじゃ、意味がわからないよね。


私は Firefox を使ってるので、Firefox でクッキーを確認する方法を説明すると、まず、ツール → オプション → プライバシー → Cookie というところの設定を、次のようにしましょう。

Cookie を有効にする
check する。
元の Web サイトからの Cookie のみ保存する
どっちでもいい。
Cookie を保存する期間
毎回確認する にする。


こうすると、「例外サイト」として登録されていない限り、Cookie を受け取った時にその内容を示すポップアップメッセージが出るようになります。


この状態で Google に行き、たとえば、「コーラ」と入れて検索します。すると、www.cocacola.co.jp というサイトからの Cookie をブラウザが受け取ることがわかるでしょう。


他にも、下記のような検索語で、クッキーを受け取ることが出来るようです。

検索語 クッキーの発信元
セブンイレブン www.sej.co.jp
ykk www.ykkap.co.jp
misawa www.misawa.co.jp
ioc www.olympic.org


どういうロジックで、Google が、Google じゃないところの Cookie を投げている(ように見せている)のかは調べていませんが、やっぱり Google にこういう事をしてもらうには、それなりのお金がかかるんだろうし、大会社が Google をどうとらえているか、ウェブ閲覧者に強い興味を持っているのかどうか、等を知る手がかりになるだろうということで、ちょっと面白かったので書いておくことにした。


セキュリティ的には、「なんで Google にアクセスしているのに、全然違うサイトの Cookie を食べさせられるんだ?」っていう疑問の持ち方が正しいかと。


そういう視点での記事を読んだことが無いのですが、どなたか知ってたら教えてください。memo-ml あたりかしら。